なんだか生きづらい世の中だなと思うことはありませんか?
どちらかといえば辛い・ネガティブな方に思考が傾いていませんか?
警察庁の自殺統計によると、年間の自殺者は1978年で2万人、2003年にピークの3万4千人を記録し、2022年には2万2千人に上る
なぜ昔と比べて格段にいきやすい現代で、これほどまでに自殺者が多いのか?
うつ病患者は2002年の258万人から2017年319万人、2020年に614万人と、増加傾向にある(単に相談する人数が増えているだけの可能性は高いが)
私はその諸悪の根源が”情報の量・入手が容易なったこと”にあると考えている
個人の観点から言えば
- 情報が簡単に手に入るようになったからこそ、人と比べる機会が増え、劣等感に襲われる
- 次々に新しい情報が入ってくるため、能動的に何かやろうと思えなくなる(これをやって意味があるかと思ってしまう)
- 時代の変化が早いため、覚えなければいけないことが増える(特に仕事の複雑化)
- 一方で、覚えても意味あるのかという疑問が湧いてしまい、行動できない
- 常に新しい情報が入ってくるので、一つ物事を継続する阻害要因になる
そして、何もできていない自分に落ち込む、劣等感を抱える
企業の観点から言えば
- 変わりやすい「人の欲求」に応えるため、企業が日夜努力しなくてはいけない=働く人の負担が増える
- 類似商品が簡単に作れるからこそ、商品のサイクルが早くなる=働く人の負担がふえる
- いろんな経営手法が簡単に手に入るからこそ、継続力が阻害される(一つのことを盲信できない)
もちろん、”情報”が簡単に手に入るからこその恩恵を受けているのも100%事実
- 職業選択の自由
- 知らない情報が簡単に手に入る
- 便利家電の誕生による生活水準の上昇
- 移動手段の発達による旅行難易度の低下
- オンラインゲーム等の趣味の多様化(個人的には悪だとは思うが)
- 自分探しなどという、娯楽に興じれる(私です)
これらは全て、情報が手に入らなかった昔では考えられないこと
ここまでのことから、結論
「足るを知る」ことができれば、最高に生きやすい世の中
だと思うが、人間そんなに簡単ではない
比較できるものがすぐそこにあるから、そこからは逃れられない
現状にすぐ満足してしまい。もっともっとと止まらなくなってしまう
そんな現代のいい面、悪い面、の諸悪の根源である”情報”について、過去と比較して
どれだけ情報取得が簡単になったのか、情報伝達手段の歴史を振り返ってみたい
人同士の対面での直接的な情報伝達は、移動手段の歴史を考えた方が良いと思うので、
ここでは、対面以外の情報伝達手段の歴史について考えていきます
<情報伝達手段>
過去の情報伝達手段
- 伝書鳩
- 飛脚
- モールス信号
- 郵便
- ラジオ
- 電話
- テレビ
- 電子メール
- ポケベル
- 携帯電話
- スマートフォン
<もう少しだけ詳しく>
まず大前提
モールス信号や郵便、電話等が発明される以前は、情報の交換手段は対面でのやり取りが全てだったということ
人を遣わせたり、鳩を送ったり、例外はあれど、物理的に移動して直接話す
それ以外に情報を交換する方法はなかったということ
もう少し詳しく
1866年
イギリスーアメリカ間を結ぶ電信網が整備され、電子信号によるやり取りが可能となる(モールス信号)
1872年
日本では郵便制度が全国で実施され始まる
この頃は文通が主な情報交換手段だった
1876年
音声を伝えるための電話機がアメリカのベルによって発明される
1895年
電線を使わずに通信ができる無線電信機が発明される
携帯やノートパソコン、ラジオなどの基礎の技術
1890年
東京・横浜間で日本初の電話サービス開始
交換手(オペレーター)が手動で回線をつなぐ仕組み
そもそも、最初は交換手という職業の人が必要で、回線を手動で繋いでいた
1908年
逓信省が千葉県銚子に日本初の海岸局を開設し、日本の無線電信が本格的に運用
1920年
アメリカでラジオ放送が開始
1953年
白黒テレビの登場とテレビ放送の開始
1980年代
電子メールが普及し、手紙ではなく電子メールで意思の疎通が可能となる
また、重さ約三キロの持ち運び型ショルダーフォンが登場する
1990年代
携帯電話が普及するまでの間、ポケベルという短いメッセージ交換機も流行る
1995年
携帯電話が本格的に普及し始める
2010年代
現代のスマートフォンが登場する
・・・
こうやって振り返ると
100年前には、誰かと情報を交わす方法といえば、郵便くらいのもの
50年前でも携帯電話がない時代。気になる子の家に電話をかけて、親が出てモゴモゴするのはよく聞くほっこり話
持ち運び型の携帯でネットが見れたり、情報が見れたりするのは、ここ10年くらいの話だということ
それまでは、メールだったり電話だったり、それが唯一の連絡交換手段だったということ
人類の何千年という歴史の中で、ここ数十年の変化がいかに凄まじいものか
この環境は全く当たり前ではないということがなんとなく感じ取れたのではないだろうか
<最後に>
伝書鳩の時代
電話交換所と言う職業があった時代
情報手に入れるのに、どれだけ苦労するか想像がつきますか?
現代が情報入手するのにどれだけ良い時代か
そしてその歴史の短さ
一方で、情報が入手できることによって現れた不自由さ
簡単に情報が手に入るからこそ、人と比較し、時代が複雑になり、生きづらくなっているのも事実
幸せを感じづらくなっているのも事実
だからこそ、自分にとっての幸せを考えて、この時代に幸せに生きていくことが重要なんです
『足るを知る」
この言葉に尽きる
自分にとっての幸せとはなんですか?
人間本来の幸せってなんですか?
死ぬその瞬間、どんな景色であってほしいですか
幸せに生きることに多くのものはいらないはず
自分と向き合い、情報との付き合い方に向き合い
幸せな人生を送りましょう
明日死ぬかもしれないんですから

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