毎日、なんだかやる意味のない作業に追われていませんか?
「これやる必要あるかな」「誰が喜んでいるんだろう」「やる気起きないな」
そんな感情を持ちながら、毎日仕事をしてませんか?
ここで質問
『ブルシット・ジョブ」という言葉を聞いたことありますか?
人類学者デヴィッド・グレーバーが提唱した
本人さえ意味を見出せない「有害で無意味な有償雇用」
語源は、「Bullshit=英語でよく使われるスラング」
要するに、ほとんどの人たちが日々行なっている仕事のこと
今回は、自分の仕事について改めて考えながら
「本当に大切な仕事は何か」
「本当にやるべきことは何か」
について考えていきたい
ブルシット・ジョブにはどんなものがあるのか
では、ブルシット・ジョブにはどのようなものがあるのか
皆さんの仕事にも、必ず該当するものがあるはずなので、一度確認してほしい
誰も読まないレポート作成
上司に「提出すること」が目的で、中身はほぼ見られない
意味のない会議のための資料作成
会議自体が不要
その割に資料だけは完璧に求められる
上司のスケジュールを埋めるだけの仕事
上司が忙しく見えるようにスケジュール管理し、実務はほぼなし
二重・三重の承認フロー
誰も責任を取りたくないから、ただのハンコリレー
部長の承認とか、実務もやったことないのに何を承認しているのか
クレーム対応専門(根本解決なし)
問題は放置でとにかくその場の対応だけで終わる
存在価値のない中間管理職
報告業務を増やすだけの、意思決定も現場もやらない中間管理職
形式だけのコンプライアンス業務
実態改善は一切ない、書類・形式だけは一丁前に整える作業
などなど、あげればキリがないが、世の中の多くの時間が
こんなブルシット・ジョブに割かれている
面白いのは、大半は、以下の5つに分類されると言われていること
- 取り巻き (Flunkies)
誰かを偉そうに見せるためだけに存在する仕事
例: パーソナルアシスタント、受付係、ドアマン - 脅し屋 (Goons)
他者をあざむく、または強制的に従わせるために存在する仕事
例: テレマーケター(電話勧誘)、企業弁護士、ロビイスト - 尻拭い (Duct Tapers)
組織の欠陥やミスを修正・隠蔽するためだけの仕事
例: バグだらけのシステムを修正し続けるプログラマー、不必要なトラブル対応を繰り返すサポート - 書類穴埋め人 (Box Tickers)
何かをやっているふりをするための形式的な書類作成
例: 読まれることのない日報・月報、ハンコを押すためだけの出社、企業のコンプライアンス担当者 - タスクマスター (Taskmasters)
他人へ不要な仕事を割り当てる、または必要ない仕事を作り出す仕事
例: 中間管理職(部下に目的不明の資料作成を命じる)、無駄なタスクを作り出す上司
なぜブルシット・ジョブがあるのか
ではなぜこのような作業が発生してしまうのか
個人的にはこれは仕方のないことだと思っている
- 情報が溢れ、さまざまなことに対応しないとすぐに叩かれる時代
- テクノロジーの発展により業務が高度化し、専門分野以外分からなくなっている
- テクノロジーの発展で出来ることが増え、それに対応するのに時間がかかる
- 出来ることが増えたこと、情報が開示されるようになったことで、求められることが増えた
- 一部の声にも耳を傾けることが求められ、対応する事項が増える
etc
時代の進歩とともに、出来ることが増え、知れる機会が増え
結果、さまざまな業務が増える
また、業務効率化が進んだとして、サラリーマンは時間給で働いている
結果、遊ばせるわけにはいかず、効率化で空いた時間に、謎の業務が入ってくる
私が体験したブルシット・ジョブ
ここで、私が体験したブルシット・ジョブを紹介していきたい
ハンコリレー
基本的に全てに近い書類が部長のところに回る
結果、部長はよく分からない書類にもハンコを押す
そりゃあんだけ書類まわってきたら全てを見るのは不可能だろうな、と
責任の所在を明らかにするのが目的なら、書類の意味を分からない部長に回しても意味ない
99%を犠牲にし、1%に対応する業務
銀行では、60歳以上の現金引き出しに対して、警察を呼んでいた
詐欺に遭わないようにと始まったことだったが、もちろん99%は正常な判断で来ている
その1%を防ごうとすることで、どれだけの人の時間が無駄になったことか
自己満足のための書類の再提出
銀行では、印鑑が少しでも欠けたり、ぶれたりしていると、書類をもらい直す
書類の一部を書き間違えたら、書類をもらい直す
なんのために?
もちろん、クレームを1000%無くそうとすればそれが正しい対応だろう
だが、その対応のせいで、どれだけの顧客と、どれだけの行員の時間が奪われただろう
時には、顧客先へ再度出向いて、書類のもらい直しもしていた
本当にくだらない
ではどうすればいいのか
このブルシット・ジョブをなくすためにはどうすればいいのか
結論、サラリーマンは「全てを自分の思い通りに」は無理
会社であり、一定のルールがないと運営ができないことも事実だから
他にも、大会社はよりそういった作業が増える
利害関係者や、謎に対応を迫られる法律・規則が多いから
結果、自分たち自身でできることは
大事なことを見極める
なんのためにやっているのか、本質を考える癖をつける
決定権を持てる立場に身を置く
こと
そして、効率化や不要な業務の削減でできた時間は、死守すること
最近の若者(私も含め)管理者になりたがる人は少ない
「自由と責任」はよく言われることだが、自由が欲しければ一定の責任が伴う
だが、サラリーマンのいいところは、その責任のダメージが少ないところ
どんなプロジェクトで失敗しようが、せいぜい降格になるだけ
人生を左右するような、収入が一気に途絶えるようなことは絶対に起きない
余談 私の考え
ここで余談だが、個人的にはとても大事だと思う考えを共有
効率化できて、時間が増えれば、必ずその時間にやることが発生してくる
ブルシット・ジョブが発生してくる
特にサラリーマンは、時間給で働いているから仕方ない
遊ばせるわけにはいかない
でも、それを断固許さない決意が必要
その自由時間は自身で勝ち取ったものであり、自分の成果
それを取られるようなことはあってはならない
かといって、その時間で遊べといっているのでもない
会社のために、自分のために、一つでも挑戦や、意味のあることに時間を使おう
それがどうでもいい仕事を減らし、仕事に幸せを見出すための、重要なこと
最後に
仕事の大半はどうでもいいこと
誰かの満足のため
圧倒的に低確率で、起こるか不明なことへの対応
階層が、部署が分かれることにより発生する、無駄なたらい回し
大事なことは
仕事とはなんなのか
これをやっている意味は
始まりは、そういう本質を考えながら仕事をすること
そして、「本当に大事だと思うこと」をやること
主導権を自分に持ってくることで、
自分が大事だと思えることを常にやることで、
仕事を少しでも楽しいことにしていくことが大事
(連結決算のようにどうしようもないこともある)
人生は幸せになるためにある
その大半の時間を占める「仕事の時間」に楽しさを見出せないと辛い
自分にできることを、少しづつでもやっていこう
挑戦していこう
その全てが経験となり、思い出となる
人生、経験が全てだから

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