世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

<要約・伝えたいこと>

エビデンスに基づき、健康的な食事と体に悪い食事を解説。

対象は健康。死亡リスク、脳卒中、がん、心筋梗塞、乳がん、胃がん、大腸がん、糖尿病etc。ダイエット等ではない。

巷に溢れるマーケティングメインの食事ではなく、エビデンスにこだわり。どちらとも言えないことも含めて解説してくれる本。

また、事実を正確に認識することの大切さも確認できる。例えば、Aの接種=体重が減るはなく、体重が減った人がAの摂取量が多かったと言うことまでしか言えない、等。

結論、健康的な食事は、魚(水銀が少ないものがベター)、野菜・果物、茶色い炭水化物(玄米、そば、全粒粉穀物を使ったパン)、オリーブオイル、ナッツ(アーモンド、カシューナッツ、胡桃)。

体に悪いのは、赤い肉(牛肉や豚肉。鶏肉含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に)、白い炭水化物(白米と砂糖がほぼ同じ)、バターなどの飽和脂肪酸。

・食べるなと言うことではない。幸福度と健康を天秤にかけて自分で選ぶ必要がある。

・大事なのは、食品の多くは、良いデータが一つ二つあるかもしれないが、データが少なくひっくり返る可能性のある食品だと言うこと。

・エビデンスにはレベルがある

ランダム化比較試験がエビデンスが高い

観察研究は少し弱い

最強のエビデンスはメタアナリシス=複数の研究結果を取りまとめた検証手法

・そのほか面白いもの:オーガニック食材、妊婦の食事、日本食の塩分・塩分過多のデメリット、正しい健康情報の収集ステップの紹介、等。

<以下キーワード>

<結論健康的な食事>

・魚(水銀が少ない魚が良い)

・野菜・果物

・茶色い炭水化物(玄米、そば、全粒粉穀物を使ったパン)

・オリーブオイル

・ナッツ(アーモンド、カシューナッツ、胡桃)

<健康に悪い>

・赤い肉(牛肉や豚肉。鶏肉含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に)

・白い炭水化物(白米と砂糖がほぼ同じ)

・バターなどの飽和脂肪酸

・食物繊維の含有量が白米と茶色い炭水化物の違い

・地中海色は(オリーブオイル、魚が中心)体にいいと言う研究結果が多く出ている

・運動習慣の有無で摂取できる量も当然に変わる

・成分に騙されない。食品に注目する。

トマトは良いがリコピンが体に良いと言うエビデンスはない

・チョコレートは健康に良い

カカオの含有量が重要

・フルーツジュースなどの加工したものは効果が得られない

メロンは血糖値を上げる。糖尿病のリスク。果糖と食物繊維のバランスによってジュースと果物の違いが出る

・野菜ジュースが健康にいいと言うエビデンスはない

<オーガニック食材(有機栽培)>

農作物:化学肥料や科学農薬を使わないもの

家畜:抗生剤や成長ホルモンを使わないもの

2012年スタンフォードの研究者が創設論文

人間を対象にした17の研究と、食材を調査したの223の研究

1、栄養価は変わらない

2、微量ギリギリ検出可能なレベルの残留農薬を認める確率は7%、38%が認められた→健康被害を起こすレベルではない

病原菌大腸菌に汚染されている確率は差がない。7%、6%で汚染が確認

3、冬場にオーガニックの肉を食べるとカンピロバクターの食中毒にかかるリスクが7倍になる。

2016年欧州議会の調査チームでも研究されたが同様

妊娠中や小さな子供はメリットがある可能性がある。

アトピーの可能性が下がる可能性があったり、妊婦が殺虫剤を摂取すると子供のIQが低くなったり、ADHDになったりする確率が上がる可能性がある

残留農薬の多い少ないでオーガニックを選ぶことが推奨される(アメリカの研究結果であり、他の国での食材は不明)

牛乳やヨーグルト

アメリカの労務省とハーバードの見解は違う

政治が絡んでくる。日本も同様。

乳製品と前立腺がんのリスクが上がる

成長期の子供は、タンパク質確保の観点から接種もあり。

白米の摂取は糖尿病のリスクを上げる

傾向が確認できたという程度にとどめる。

日本食の塩分

塩分摂取量の問題

血圧との問題。腎臓で濾過されて体外へ排出される。塩分が多いと排出しきれず体内に残る。血液の浸透圧の関係で水を欲する。

水を飲むと血液の量が増えて、血圧が高くなる。

対策はカリウムを接収する

野菜や果物に入っている。

味噌汁は塩分が多い。他の野菜で代替できる。

糖尿病の人の食事

小さい頃の食べ物はとても大事。

果物のおいしさを覚えさせる。

お菓子を食べさせると大人になってもそれを求めるようになる。

・母乳栄養が重要

<妊婦>

果物と野菜をたっぷり食べる385-400g。ようさんの摂取が重要。

タンパク質も重要。

良質な魚の油を摂取する

水銀が少なく良質な油の魚は、ツナ缶や鮭、アジ、サバ、イワシ、秋刀魚etc

※これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと(厚生労働省参照)

生はだめ

生魚、生卵、生にく、生野菜、チーズ、土いじりも。

<正しい健康情報を取得するステップ>

1、キーワード決定 例、魚

2、英語に翻訳 fish

3、fish、health、evidenceを入力

4、Google.comを使用(Japanではない)

5、HSPH、名洋クリニック、WEBMDがアドレスに含まれるものを選択

6、翻訳のため、このページを訳すを選択

7、内容理解する

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